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ひろしま食物語 ひろしま食物語

食物酵素の王様
青パパイヤを食べる。

2017年9月掲載レシピ

調理する前に
まずは、下ごしらえ

[手順]
  • 真ん中から半分にカットしてスプーンで種の部分をキレイに取り除く
  • 上下部分を少しカットしてピーラーで皮を剥く
  • 好みの大きさにカットして、水にさらしてアクをぬく(5~10分)
保存方法

・皮付きのまま新聞紙に包んで野菜室で保存すれば1週間ほど鮮度が保たれます。
・実をカットした後は密封できる袋に入れて冷凍すれば長期保存が可能です。

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まずは、下ごしらえ

ソムタム
〜タイのパパイヤサラダ〜

タイ全土でポピュラーな青パパイヤのサラダ「ソムタム」。「ソム」はタイ語で「酸っぱい」を意味し、「タム」は「搗く(尖ったものでつく)」を意味します。すぐに作れるので、パパイン酵素を逃すことなく摂取することができます。

[材料]
  • 青パパイヤ

    正味100g

  • 人参

    30g

  • パプリカ

    30g

  • インゲン豆

    30g

  • ミニトマト

    3~4個

  • ナッツ

    30g

  • 《ドレッシング》
  • にんにく

    1欠け

  • 干し海老

    適量

  • 鷹の爪

    1本

  • スイートチリソース

    45ml(大さじ3)

  • 15ml(大さじ1)

  • ナンプラー

    15ml(大さじ1)

  • ココナッツオイル

    15ml(大さじ1)

[手順]
  • インゲン豆を沸騰した湯でさっと茹でて5㎝長さにカットし、青パパイヤ、人参、パプリカは千切り、ナッツは砕いてフライパンで乾煎りしておき、ミニトマトは適当な大きさにカットする
  • にんにくを荒みじんに切り、鷹の爪は種をとって輪切りにして、ボウルに入れ、ドレッシングの全ての材料を混ぜ合わせる
  • ❶の野菜と❷のドレッシングを和え、10分程度置いてパパイヤがしんなりしたら出来上がり
ワンポイント

スイートチリソースの代わりにケチャップと砂糖、ナンプラーの代わりに醤油、ココナッツオイルの代わりにオリーブオイルや胡麻油、お好みのドレッシングなどでサラダとしてお召し上がりください。

パパイヤしりしり
〜沖縄の野菜炒め〜

沖縄では庭先でパパイヤを育てている家庭が多くあります。戦後の貧しい時代から沖縄の長寿を支えてきたパパイヤは、沖縄の家庭料理に欠かせない食材として定着しています。沖縄では、青パパイヤを食べると乳の出が良くなるといわれ、産後のお母さんたちに大切にされています。

[材料]
  • 青パパイヤ

    正味100g

  • 人参

    30g

  • にら

    1束

  • シーチキン

    1缶

  • 出汁

    50ml

  • 3g(大さじ1/2)

  • みりん

    15ml(大さじ1)

  • 炒め油

    適量

[手順]
  • 青パパイヤと人参は千切り、にらは5cm長さに切る
  • フライパンに油をしき、❶の野菜を炒める
  • 出汁、塩、みりんを加え、水分がなくなるまで炒める
  • 油をきったシーチキンを加えて全体に混ぜ合わせる
ワンポイント

中~強火で短時間で調理し、青パパイヤのシャキシャキ感が残るよう、炒め過ぎないようにしましょう。

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ソムタム&
パパイヤしりしり

青パパイヤと
茄子のグリーンカレー

青パパイヤのパパイン酵素で鶏肉を柔らかく煮込むグリーンカレー。これに欠かせない野菜といえば、茄子とバジルです。タイでは「グリーンカレーの茄子を見れば料理の腕前がわかる」と言われるほど茄子の仕上がりが重要視されています。

[材料]
  • 鶏もも肉

    200g

  • 青パパイヤ

    正味200g

  • 季節野菜(茄子・パプリカ・しめじ・かぼちゃなど)

    200g

  • にんにく

    ひとかけ

  • 《カレーペースト》
  • 薄力粉

    大さじ1

  • スパイス(クミン・ターメリック)

    小さじ1

  • ハーブ(バジル)

    小さじ1

  • 干しエビ・ホタテ

    適量

  • 鶏がらスープ

    150ml

  • ココナッツミルク

    200ml

  • 砂糖

    適量

  • 適量

  • ナンプラー

    適量

  • 炒め油

    適量

[手順]
  • 鶏もも肉、青パパイヤ、季節野菜は大きめの乱切りにする
  • フライパンに油を敷いて薄力粉、スパイス、ハーブ、干しエビ・ホタテを炒め、香りが出たら鶏がらスープとココナッツミルクを注いで沸騰させ、砂糖と塩で味を調整し、タイカレーペーストを作る
  • 別のフライパンに油を敷いて炒め、潰したにんにくと、❶の鶏肉、青パパイヤ、季節野菜を炒める
  • ❷のタイカレーペーストと❸の野菜を合わせて10分煮込む
  • 仕上げにナンプラーをかける
ワンポイント

茄子を美しく仕上げるコツは、茄子を切った後は塩水につけて変色させないこと。そして、煮込み過ぎず、形を残して仕上げることです。

青パパイヤと梨のスムージー

梨には夏バテを防止するアスパラギン酸やデトックス効果のあるソルビトールが多く含まれています。青パパイヤの酵素とヨーグルトを合わせて飲むことで、これらの働きを促し、腸内環境を整えてくれます。

[材料]
  • 青パパイヤ

    正味100g

  • 正味100g

  • ヨーグルト(無糖)

    50ml

  • 牛乳

    150ml

  • はちみつ

    15g

[手順]
  • 青パパイヤと梨は適当な大きさにカットして冷やしておく
  • ミキサーに、全ての材料を入れて撹拌し、グラスに注ぐ
ワンポイント

台湾では、パパイヤと牛乳をミキサーにかけて飲む「ムークアニューナイ(木瓜牛奶)」が有名です。

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青パパイヤと茄子のグリーンカレー&
青パパイヤと梨のスムージー

青パパイヤと鯵の南蛮漬け

酢の主成分である酢酸には、唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる働きがあります。パパイン酵素が、それらの働きをより活発にして消化吸収をよくし、鯵を2時間以上つけておくことによって身を柔らかくしてくれます。酢のものは食事の最初に摂取することで血糖値の急激な上昇を抑えコレステロールの合成を抑えるほか、血流を良くしたり血圧を下げたりする効果も認められています。摂取後は体内でクエン酸へと変換され、疲労回復にも効果を発揮します。

[材料]
  • (3枚におろしたもの)

    2尾

  • 青パパイヤ

    正味100g

  • 玉ねぎ

    30g(1/4個)

  • 人参

    30g(1/4本)

  • ピーマン

    1個

  • 片栗粉

    少々

  • 揚げ油

    適量

  • 《南蛮酢》
  • 100ml

  • 50ml

  • 砂糖

    15g(大さじ1)

  • 少々

  • 醤油

    15g(大さじ1)

  • ローリエ

    1枚

  • 鷹の爪

    1本

◎南蛮酢の作り方
  • 鍋に水、ローリエ、鷹の爪を入れて沸騰させ、香りを出す
  • 砂糖と塩を入れて溶かす
  • 火を止めて酢と醤油を入れ、冷めてから容器に入れて冷蔵庫で保存する
[手順]
  • 南蛮酢を作る
  • 玉ねぎ、人参、ピーマン、青パパイヤは0.5㎜くらいの細切りにする
  • 鯵は食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶして170度の油でじっくり揚げる
  • ❶の南蛮酢、❷の野菜、❸の鯵を容器に入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やす
ワンポイント

たっぷりの野菜とパパイヤで作られた醸造酢「パパイヤ酢」を使うとより風味が引き立ちます。

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青パパイヤと鯵の南蛮漬け

青パパイヤと豚肉の生姜焼き

パパイン酵素が肉のタンパク質と脂肪を分解して旨味に変え、肉を柔らかくし、食べやすくしてくれます。すりおろしたパパイヤをしっかりお肉に絡めていただきます。

[材料]
  • 豚肉

    200g

  • 青パパイヤ

    正味50g

  • 生姜

    正味20g

  • にんにく

    ひとかけ

  • 少々

  • 15ml(大さじ1)

  • みりん

    15ml(大さじ1)

  • 醤油

    15ml(大さじ1)

  • 炒め油

    適量

[手順]
  • 豚肉は、塩をふって10分置き、表面に出てきた水分をペーパーでふきとる
  • 青パパイヤ、生姜、にんにくは皮をむいてすりおろし、酒、みりんと合わせてつけだれを作る
  • ❶の豚肉を❷のつけだれに漬けて10分置く
  • フライパンを熱して油を敷き、❸の豚肉を中火で両面焼き、残ったつけだれと醤油を入れる
  • 肉にタレがからんでくるまで焼けたら完成
ワンポイント

赤身と脂身の間にある筋を切っておくと焼き縮みしません。
豚肉は塩をふって10分置くことで肉の臭みの原因となる水分が出てきます。その後、つけだれに漬けることで豚肉に味が染み込んでいきます。

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青パパイヤと豚肉の生姜焼き

手羽先のパパイヤ味噌煮込み

パパイン酵素が肉のタンパク質と脂肪を分解して旨味に変え、肉を柔らかくし、食べやすくしてくれます。煮込んだ後のパパイヤは「佃煮」として、お酒のおつまみにしたりご飯にのせたりしてお召し上がりいただけます。

[材料]
  • 手羽先

    300g

  • 青パパイヤ

    正味100g

  • 生姜

    ひとかけ

  • 砂糖

    30g(大さじ2)

  • 味噌

    15g(大さじ1)

  • 50ml

  • 50ml

  • 醤油

    50ml

  • 胡麻油

    15ml(大さじ1)

  • 白胡麻

    適量

[手順]
  • 手羽先の下処理をする
    ・裏側から骨に沿って切り込みを入れて塩をまぶして10分置く
    ・沸騰した湯に入れて再沸騰したら水にとって軽く洗う
  • 青パパイヤと生姜は薄切りにして、砂糖、水、酒と一緒に鍋に入れて加熱する
  • ❷の鍋の中に❶の手羽先を(皮を上にして)入れ、沸騰したら弱火にして味噌と醤油を加え、落し蓋をして20~30分煮込む
  • 仕上げに胡麻油と白胡麻を全体に絡め、自然に冷ます
ワンポイント

手羽先は下処理をしてから味をつけていくと、臭みがなく食べやすい仕上がりになります。

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手羽先のパパイヤ味噌煮込み